武者小路千家さんのお茶席は赤山茶道会館でした。赤山という山の上にあるので途中石段をあがらねばなりません。
 武者小路千家さんは普段この赤山茶道会館でお稽古しておられるそうで何かと勝手がわかっていてとてもよかったと亭主からお話しありました。去年もこの赤山茶道会館だったので、そのためかと思ったら「場所は抽選なのです」とおっしゃったので驚きました。となると、武者小路千家さんは運がお強いというべきでしょうか。
 こちらは、お菓子は練りきり、葵の御紋が入ったおいしい餡です。薄い紫から赤紫という感じの色です。
 お正客次客様方がよくお分かりの方たちで、お話が弾み、面白いお席になりました。お軸は白楽天の五言絶句から取られたものでした。お花は季節のものがさりげなく活けられていました。
 風炉先屏風は春慶塗の不二で、形が富士山をかたどった低めの物で、それに合わせて水差しも小ぶりのものが用意されていました。
 お茶席が終わりに近づいたころ、雨が降っていた空が明るくなり、雨がやみました。雨のこと、この赤山の風景や風情についてなどお話が弾み、客と亭主との一体感がさらに増したすてきなお茶席でした。

 こちらの席は、着物姿の男性が多く、よい雰囲気でありました。今回雨で着物は避けられた方もあったかもしれません。ローズマリーもポリエステルの洗える着物にしました。
 赤山茶道会館や歴史開館は屋内なので、雨支度も玄関で脱いでしまえますし、安心してお茶を楽しむことができました。
 亭主側やお客さんたちのきれいなお着物や身だしなみを見せていただくのも楽しみの一つです。
 言葉遣いひとつとっても、行き届いたお席は感心することが多いです。ローズマリーもよくよく勉強させていただきました。

 今回は午後がお稽古だったので、朝から急いでいきたいお席だけを厳選でした。それでも大満足させていただきました。方円硫さんと武者小路千家さんはとてもおすすめです。
 拝見すると、お稽古に通ってみたいと思うほどです。今のところ時間もお金も許さないので無理です。大茶会がずっと続いて、一年に一度でも勉強させていただくのが楽しみです。
 
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 恒例の松江城大茶会に行ってきました。
 毎年10月最初の週末で、クリーン松江という市内大掃除の日と重なることが多くて、地域の溝掃除や公園の除草作業の後あわてて氣が得て出発ということがありました。今年は最初の週末がクリーン松江で二週目が大茶会になったので安心できました。
 お出かけしたのは方円流の紅茶席と、武者小路千家の薄茶席です。

 方円流は歴史館でありました。
 歴史館の問題点は、二つあります。
 まずは直火が使えないことです。これはとっても致命的、炭の香りがなく火当たりも変わっていて風情が減ります。
 もう一つは、会場のレイアウトが決まってしまっていて、歴史館見学の他のお客様との動線が重なっていることです。
 どちらも工夫が必要ですね。

 さて、最初に見ておいたのは火の扱いです。電熱器の風炉を使っておられました。コードは最低限しか見えないように、きちんと敷物の下を通して隠してありました。
 レイアウトの不都合は立礼席と座席の二つを設けておられて解消に努めておられました。また一回にもてなすお客様も減らしておられました。お客様と亭主の間が離れないようにするためと思われます。
 また点てだしの席は建物の外でいただけるようにもなっていました。
 
 お菓子は「たちばな」のクッキーでした。抹茶、酒、米の三種類の風味違いのものを五本ずつ盛り付けてありました。さっぱりとほろほろと崩れる美味しいお菓子でした。
 紅茶はダージリン。色を薄めに出して万人向けだったと思います。おいしいお茶でした。
 卓の上の花は薔薇を主体に華やかでした。
 今年のお運びの生徒さん方はは年齢層が高めで若い方が少なかったように思いました。
 松江城大茶会がこの週末に開催されます。
 各流派がそれぞれ趣向を凝らしたお席を用意なさるのでとても楽しみです。
「いいお茶席と駄目なお茶席ってなんですか」といったことがないとおっしゃる方から質問されました。

 ローズマリーはきちんとした流派でお茶を習ったことはありません。松江市周辺は家で珈琲や煎茶を飲むように、お抹茶を飲みます。新しいご家庭は知りませんが、もともと松江市に住んでおられる家なら、一通りのお道具は普段使いにしておもちです。ろーずまりーもそんなふうに、お抹茶をいただいてきたので、味は大好きです。
 それくらいの気持ちのものが、大茶会で楽しみしていることを書いてみようと思います。

 いいお茶席とはなにか。
 茶道を特に知らないものでも最後まで楽しめることです。
 恥ずかしい思いをしたり、気まずくなったりそういうネガティブな思いを抱かずにおしまいまで楽しめるお茶席です。

 ダメなお茶席とは何か
 その反対です。どうしていいか迷ったり、雰囲気が悪かったり、亭主のお話しが聞こえなかったり、他の方が終わっているのにいつまでもお茶が運ばれてこなかったり。気まずい思いをするようなお茶席です。

 そんな中でいつも行き届いてとてもいい気分になるのは、方円流さんです。もともとお煎茶の流派ですが、松江城大茶会では紅茶席をなさいます。お茶碗も会場の室礼も、素敵です。そして流派の人たちの身だしなみも所作も美しい。

 去年初めて行って感動したのが、武者小路千家さん。こちらもお勧めです。ちょっと離れた赤山茶道会館が会場でしたが、歩いて風景を楽しんでお出かけください。

 今年もお友達と計画しています。この二流派は必ず行く予定です。他にはどうするか、その場で決めることにしています。
 皆さんがすてきなお茶会を楽しんでくださいますように。
 
 近年は春と秋が短いようです。しかし以前なら夏と思える気温でも秋の気配を感じるなど、適応もしているようです。
 近所の田んぼは今年は田植えもバラバラで、多品種になったようです。稲穂の色づきも丈も田んぼによってさまざまです。本来はこうあるべきでしょうね。気象状況によって変わる収穫物は多品種にしてそれぞれ補い合う農業であった方が、大きな儲けはなくても大きな損害も減るように思われます。
 転作耕地は蕎麦や大豆が植わっています。
 耕作放棄地も増えました。農業の行く末もいろいろだなあと思って眺めています。
 遠方の友達が社員旅行で山陰に来ることになりました。
 玉造温泉でお泊りということで会いに行くことにしました。
 しかし社員旅行は団体旅行、いろいろと時間は決まっていて、会える時間を考えたら、朝食前という時間しかありませんでした。朝早起きして、玉造温泉に向かいます。友人が宿泊しているホテルは入ったことがなくて入口に迷いましたが、無事会うことができました。
 久しぶりのおしゃべりであっという間に時間が過ぎます。
 次逢えるのはいつかなあと思いながら、お別れしました。
 社員旅行で松江市内の観光は残念ながらなかったようです。こんど個人的に来てもらって案内しようと思います。
プロフィール

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Author:FC2USER75rosemary
島根県松江市で薪ストーブで心と体を温めて、手作り普段着着物で糖質制限・湿潤治療をする、普段はパートのおばさん、時々予備自衛官ローズマリーの日記。
2014年陸上自衛隊予備自衛官補技能の試験に合格、2015年採用、予備自衛官補技能教育訓練修了後、予備自衛官に任命されました。

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