網仕事の道具を竹細工で
2017年03月19日 (日) | 編集 |
 退職した兄が漁師業をしていて、網仕事の道具を竹で作っています。ロープを巻いておいて、網を修繕するときに使うのだそうです。
 以前ローズマリーが手作りしていた機織り機の杼に形が似ています。
 
 ロープの太さによってその道具の大きさを変えるそうです。一つずつ小刀で削っています。細い部分もあって、そこは木だと折れてしまうそうですが、竹でしなるので耐久性があるそうです。また網に使うので水に対する耐久性も必要で、竹はそれも満たしているそうです。
 昔なら手作りするのは当たり前だそうですが、今はプラスティックを使う人も多いそうです。ただ使い勝手や耐久性は竹の方がよいそうです。竹をもっと使えば山の竹が無駄にならないけれどねえ、と昔話になりました。
 竹製品の調理道具や雑貨は周囲にあふれていたけれど、プラスティックや金属にあっという間に駆逐されてしまいました。大量生産で安くできるからですね。竹製品も安かったそうですが、第一次産業の合間の手仕事が多かったので、農村からどんどん都会の第三次産業に人数が移ってしまってからは作る手間に値段が手間に合うと考えられなくなってしまったのですね。

 竹で小物を作っているのは「好きだからね、多分そうでないと作らない」と兄も言っておりました。
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