砕氷艦しらせの見学2016

 9月17、18日に鳥取県境港市に砕氷艦しらせがやってきました。
 しらせはこういう船です。海上自衛隊の装備公開のページです。 

 日本の南極観測隊の装備を日本から、人員をオーストラリアから乗せて、南極の基地まで運びます。滞在中は研究観測のお手伝いをすることもあるようです。

 しらせの見学は三回目です。初回は浜田港、二回目は名古屋港(2014.10月)、そして三回目が今回の境港(さかいこうと言います。ただ、さかいの「い」がこちらでは、いとえの中間のような発音でちょっと字で表しにくいです)でした。

 島根県では、しらせのような大きな船が付ける岸壁は浜田市浜田港にあります。島根県のちょうど中央部分の海岸です。浜田市は海上自衛隊の補給基地として浜田港を整備したいという意向を発表したことがあります。現時点でも計画が進んでいるのかわかりませんが、ローズマリーも大変期待しています。

 当日台風のおかげ強い雨風でしたが、お客さんがたくさんいらっしゃって毎度おなじみの行列でした。今回ローズマリーは同趣味のお友達でなく、家人を誘って出かけたので、短時間の見学でした。そして雨だったので、いつもならヘリコプターの着艦できる甲板や輸送ヘリコプターの展示、外階段の昇降などもできるのがなくなって、艦内見学だけだったのでちょっとさびしい感じでした。 
 いつもながら小さなお子さんを伴った家族連れが多くて、大混雑です。
 最近聞いたところによると、自衛隊員を志望する動機づけは幼少時の自衛隊イベントの参加が多いそうです。特に小中学校時代に格好いい自衛隊員の姿を見ると胸に深く刻まれるようですね。
 鳥取県の境港市には航空自衛隊美保基地がありますし、隣の米子市には陸上自衛隊米子駐屯地もありますから、周囲にたくさんのお手本になる自衛隊の方々を見る機会の多い土地柄かもしれませんね。
 
 19日は出港の予定でした。ローズマリーは出港行事を見るのが好きです。感動するからです。本当は入港も見たいのですが、なかなか機会が訪れません。
 出港時間を島根地本の方を通して確認していただき、早まることもあると思ったので出港50分前には港につきました。前日まで入ることのできた岸壁は閉鎖され、入れませんでした。すぐ隣の漁港からしらせの様子をうかがいます。
 出港の時、港の施設にかけられた船からのロープを外す仕事がありますが、海上自衛隊の基地のない土地では地本の方たちがその作業をなさいます。
 漁港からでもその様子がしっかり見えました。今の時期まだ白い制服の艦長副長が、最後の挨拶を地本や見送りの関係者にされて、タラップをあがられるとすぐにタラップがしまわれました。
 白い制服着用は、この時偉い人だけで、現場作業員である方たちはすべて作業服で作業中でした。陸上に残る地本の方たちも作業服です。
 漁港にまで、しらせの館内放送が聞こえます。ローズマリーは小雨の中で車の外で見ていたのですが、だんだん寒く感じ初め、合羽を着ました。ローズマリーと同じように岸壁に入れず漁港側に回ってこられた人たちも肩をすぼめて寒そうです。
 ロープが外され、出港予定20分前には岸壁からしらせが離れていきました。前後にそれぞれタグボートがついています。外海に出るまではタグボートがついて行くのでしょう。地本の方たちは整列して見送っておられます。しらせが回頭して、もう一度艦首が見えた時汽笛が鳴りました。それが合図だったのでしょうか、地上と艦上で帽振れになりました。
 ローズマリーや見送りしている家族らしい方々はすでにしらせが岸壁を離れ始めた時から帽振れ状態だったのですが、自衛隊では帽振れはちゃんと合図がありますし、終わりも合図があります。
 そして小さくなっていくしらせを後に帰途につきました。
 
 空自の基地や陸自の駐屯地のお祭りに行くときにはそれほど帰るときにこういう感動はありません。高揚したような楽しいような気持ちです。
 しかし海自の船の出港を見送ったりすると、こみ上げるような思いがします。そしてどうか無事で係累港にお帰りくださいと祈るような気持ちになります。それが、自衛隊の中でもローズマリーが海自にひかれる理由なのかもしれませんね。
 次はどの船が山陰にやってきてくれるでしょうか、楽しみです。
 そしてローズマリーは、いつか日本のあちこちにある海自の基地めぐりをしたいと思います。自衛隊は、事前申し込みをすれば、広報を目的に、見学会や体験会をあちこちで開いています。
 どうか国民の血と汗の税金を使って運営し国防を託している組織を見に行ってください。働いている人たちがどんな人たちなのか見に行ってください。
 警察や消防の方たちだけではなく、自衛隊員も24時間365日国防のために命を懸けています。どうかせめて同じような尊敬や親しみを感じていただきたい、そのためにも自衛隊の現実、国家としての日本の危機管理、諸外国から受けている日本の危機を知る努力をしていただきたいと思います。 
 
スポンサーサイト

非公開コメント

プロフィール

FC2USER75rosemary

Author:FC2USER75rosemary
島根県松江市で薪ストーブで心と体を温めて、手作り普段着着物で糖質制限・湿潤治療をする、普段はパートのおばさん、時々予備自衛官ローズマリーの日記。
2014年陸上自衛隊予備自衛官補技能の試験に合格、2015年採用、予備自衛官補技能教育訓練修了後、予備自衛官に任命されました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: