ハートフルコンサートinしまね2016に行きました
2016年11月12日 (土) | 編集 |
 松江地区防衛協会主催のコンサートです。毎年楽しみにしております。ことしは島根地本モニターで来賓としてお招きいただきました。
 今年は陸上自衛隊中部方面音楽隊の演奏です。
 毎年合同演奏になる地元の学校は島根県立松江北高等学校、開星中学校・高等学校でした。実はこの数年地元の学校の演奏の仕上がり具合が悪く、また指導教諭ともども演奏者としてのお行儀も感心しない状態でした。ですからそのあたりは期待しておりませんでしたが、今年はとてもよかったです。両校とも、夏の吹奏楽コンクール県大会で金賞受賞だったそうでさすが金賞と思わせる演奏でした。開星中学校・高等学校の指導教諭の服装は気になりましたが、まあ黒の上下だったのでそのあたりは妥協しましょう。北高の指導教諭はきちんとしておられました。そのあたりの差が、生徒の動きに出ているなと思いました。人数が多くても北高はきびきびと無駄のない見た目でした。
 中高生にとってこの時期は、三年生が部活動から引退して二年生が主体の部活動に代わった時期ですから難しいと言えば難しい時期ですね。毎年のことなのでがっかりしつつも仕方ないのかなと思っていました。
 そういう条件であるのに、これだけの素晴らしい演奏ですから、来年の夏吹奏楽コンクールは本当に楽しみです。両校の活躍を期待しています。

 演奏が素晴らしいと、いろいろと音楽自体を楽しんでいられるのでとても素敵な時間を過ごすことができました。

 そして期待一杯の中部方面音楽隊です。兵庫県伊丹市の駐屯地が本拠地だそうです。この音楽隊が松江にいらしたことはないそうです。初めてこられたわけですね。 
 もちろん、関西風ののりでしたが「かなり控えめにしております。関西風味が足りないとおっしゃる方は是非関西での演奏会にいらしてください」と司会の方がおっしゃいました。今まで拝見した自衛隊の音楽界の司会は女性隊員ばかりでしたが、今回は男性で打楽器担当の1等陸曹でした。
 聞きやすくわかりやすい話かたでした。演奏も曲目も客席の状況を網羅し、クラシックから懐かしの歌謡曲まで、ユーモアたっぷりに演奏なさいました。

 自衛隊の音楽隊は、現在は大学教育で音楽を専攻した方ばかりだそうです。前期の訓練はどんな職種も同じです。教練や体育、法律や自衛隊に関する基礎教育をすべての自衛隊員を目指す教育です。その後職種ごとに分かれますが、希望や適性で分かれていくのです。
 音楽を演奏を主体にして日本で職業としてやっていくことは本当に少人数だと思います。オーケストラなどに所属しておられるような人でも、主となる収入源は個人で開く音楽教室の受講料と聞いています。つまり演奏活動だけではほとんど食べていけません。
 しかし自衛隊で音楽隊に入ることができれば、演奏活動が主体となります。これは大きい職業選択の理由になると思います。もちろん、音楽隊を目指しても入れない場合もあるとは思います。それでも、解雇になることはほぼありません。他の適性を見出されるのです。自分でやめることは簡単です。退職すればいいのです。しかし多分そういう方は、一般社会でも演奏活動主体でやって行けるだけの実力があるのか、自問自答することになるでしょう。
 自衛隊というのはいろいろな職種があります。音楽隊はいざというときには後方支援となるかもしれませんが、常時は大変活躍します。いろいろな自衛隊の儀式での演奏活動だけでなく、対外的に行事の依頼されて演奏することも多々あります。何せ、税金で運営されている演奏を主体にしている楽団です。それも全国にいくつもあるのです。国家としては使わないという選択はもったいないです。

 今回地元の中高生に楽器の指導もしておられます。普段指導しておられる音楽の先生であっても、すべての楽器経験が専門的にあるとは限りませんし、それを期待してもほぼ不可能です。こういう合同演奏を通して、専門教育を受けた個別の音楽指導を時折でもうけることができれば、地方の音楽を希望する子供たちにはとても有意義なことだと思います。
 
 自衛隊に音楽隊があるということは、国家として税金を投入して維持している専門的な芸術集団があるということです。是非いろいろな場面で活躍してほしいと思います。また、皆さんに知っていただきたいと思います。
 
 終わったばかりですが、次の演奏会が楽しみです。
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