自衛隊中部方面隊音楽まつり2017 縁
2017年01月11日 (水) | 編集 |
 去年に引き続き中部方面隊音楽まつりに行かせていただきました。これもモニターをさせてもらっているおかげです。

 兵庫県立芸術文化センターKOBELCOホールという大変立派なホールで開催されました。ですが、ところどころ空席があり、もったいないなあと思いました。どうしてだったんでしょうね。途中入場のお客を案内している係員(制服自衛官でない人たち、会場の人でしょうか)が「指定席ですので立ち見しかありません」とずいぶん強調していました。
 これは座席指定なので安心していけるのですが、たくさんのお客様が開場前からずっと列に並んでおられます。そのあたりなんだか不思議です。

 開演までの間、ステージでは去年の熊本地震での自衛隊派遣の中でも中部方面隊の活動の様子を紹介する映像が流されました。
 そして合間には自衛隊への勧誘CMも流れました。

 国歌斉唱の後、おまつりが始まりました。
 プロローグは箏とフルートで「春の海」です。仮にも宮城会(春の海の作曲者宮城道雄の起こした会派です)に属した師匠を持つ身としては興味深く聞きました。
 外部から演奏家を招いての箏演奏でしたが、ローズマリー好みではありませんでした。調弦もとても高めにしてあったように聞こえ、キンキンとした音になっていて、箏という楽器の良いところが出たとは言えないなと感じました。もちろんローズマリーの主観であり、ちゃんとした演奏家の演奏であったことは事実です。
 ちなみに、パンフレットには「琴」と記載され、大変不適切だと憤慨しています。「箏」が正しいです。演奏家はそのあたりをきちんと確認するべきですし、主張するべきです。その点でもとてもがっかりでした。
 スコットランド、つまりイギリス音楽隊にはバグパイプを専門にやる方たちがおられますので、日本でも邦楽楽器を使ったものが出るといいなと思っていましたが、今回のような形式ならあまりお勧めできないと思います。バグパイプは外で演奏する大きな音が出る楽器ですが、邦楽楽器は基本室内楽ですから仕方ないかもしれませんね。ほら貝など山伏が使うようなものがよいかも。
 オープニングパレードはとても素敵でした。第一幕で演奏する各音楽隊が少しずつ自己紹介のように演奏しながらマーチングドリルを見せてくれました。

 第一幕ではローズマリーが今年の目玉と思ったのは13音楽隊のドラムパフォーマンス、10音楽隊の日体大で有名な集団行動ではないかと思いました。もちろんローズマリーの主観です。
 ドラムパフォーマンスについては、ローズマリーが学生の頃吹奏楽で打楽器担当だったのでそのあたりひいき目もあります。米軍楽隊では打楽器隊がとても活躍するので、自衛隊でもぜひやってほしいと思っていたのでとてもうれしかったです。
 
 もちろん、どの音楽隊も素晴らしい演奏でした。

 第二幕は自衛太鼓です。これは音楽隊と違って仕事ではありません。自衛隊の部活動と言ってもいいかもしれませんが、音楽まつりには欠かせない出し物になっていて各駐屯地でとても熱心に活動しておられるようです。
 とっても力強く素敵なんです。そして場面展開がとても速くて見るものを飽きさせない演出です。これも自衛隊ならではだろうと思います。
 
 第三幕は中部方面隊、第四幕はゲストの西部方面隊、第五幕は合同演奏でした。
 合同演奏の曲目は中部方面音楽隊が委嘱した作品で「歓喜の歌ファンタジー」今回が初演でした。
 
 フィナーレは、舞台会場一緒になっての「一月一日」エピローグは鶫真衣陸士長の歌で「糸」でした。

 全体としてとても素敵な演奏でした。自衛隊の演奏会は、基本はクラシックですが、必ずだれが聞いてもわかるような曲目も加え、楽しく参加できるように工夫されています。
 自衛隊の島根地方協力本部から送迎の車を出していただきました。運転を担当してくださったO空曹には「二時間のお祭りに片道三時間以上かけていくなんておかしいですね」といわれましたが、まったくおかしくありません。その価値がある演奏会です。モニターでなくなって、送迎がなくなってもチケットを都合してもらえるなら交通費出してでも行きたいと思います。
 会場で販売していた中部方面隊のCD「ソプラノと吹奏楽のための万葉讃歌」を購入しました。鶫陸士長のソプラノの声はローズマリー好みなので楽しみに聞きたいと思います。
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