可愛そうというのは

 知人が、先日訪問してくれたひ孫とその親たちを見て「かわいそうだと思うの」と話しました。ひ孫が食べ物アレルギーがあって、親がいろいろ工夫していることが「かわいそう」だというのです。

 ああ、これは日本でよく言われる考えだなあとローズマリーは思いました。子育ても「大変だねえ」といわれます。
 これが地球上のよその国では、「子供がいて楽しいねえ」「素敵ねえ」というような共感の態度になるそうです。

 日本では他人の苦労を共感するというのがいいことと思われがちですし、苦労していることをわかってほしいと思いがちです。ローズマリーもそうです。オトドシローズマリーが落ち込んだのもそのためです。
 自分が頑張っていることをわかってもらえないというような被害妄想的な発想です。

 でも諸外国では、そう考えないのです。日本人にとっていろいろな苦労と思われることは、苦労という価値観ではなく与えられた幸せだと思うようです。
 
 つまりアレルギーの子供を持った親は、アレルギーを詳しく知って予防等と実践する幸せを与えられた親ということです。アレルギーによって今までの自分の生活とは違う生活を送る新しい価値観へ導かれているわけです。
 
 可愛そうね、大変ねという言葉は一見相手を思いやっているようですが、相手を疲れさせてしまうことにもなるような気がいたします。
 もちろん現状を理解することも大変重要ですが、感情を管理する上においては、かわいそうという言葉はあまりうれしくありません。
 昨今流行の言葉で表現すれば上から目線で見られているように思われます。

 アレルギーのお子さんをお持ちの親御さんにはどうぞかわいそうではなくて「いろいろ工夫していてすごいね」とか「お料理上手ねえ」とか違う言葉はないかなと考えてみてくださいと知人にお話ししました。

 おせっかいだなあと我ながら思いますが、ローズマリーも以前からよくかわいそうといわれます。いろいろな場面で。でも自分ではちっともかわいそうと思っていないので、反感を持ちます。もしその方のお孫さんたちもそうだったら嫌だなあと思うので、こういう人間もいますよとお話ししたのでした。
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プロフィール

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Author:FC2USER75rosemary
島根県松江市で薪ストーブで心と体を温めて、手作り普段着着物で糖質制限・湿潤治療をする、普段はパートのおばさん、時々予備自衛官ローズマリーの日記。
2014年陸上自衛隊予備自衛官補技能の試験に合格、2015年採用、予備自衛官補技能教育訓練修了後、予備自衛官に任命されました。

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