桜に見送られて旅立ちの朝
2015年04月04日 (土) | 編集 |
 さて土曜日だし、と思って起きだしたところに親戚から電話がありました。「〇〇のおじいさんがなくなったので」昨日なくなり、昨夜は通夜、今朝出棺、午後から葬儀というお知らせでした。
 あわてて故人の自宅に伺うと、既に出棺のための方丈さんのお経が終わり、出かける時間までお別れをしているところでした。棺の周りには孫やひ孫がちょこまかと歩き回り、お花を手向けたり、個人に話しかけたり、かわいらしい姿を振りまいていました。享年97歳の大往生です。
 家族はさびしいでしょうが、ローズマリーから見たら、ひ孫たちに囲まれた葬儀はご長寿の上子孫繁栄でおめでたいことだと思います。棺の中では年相応に程よく枯れた風情のお顔で、安らかに見えました。遺影はまだ元気だったころのお姿でしたが、それでも三か月ほど前まで自分のことができていた方だったので、今とさほど違いません。

 毎年、来年の桜は見られるかなと言いながら年寄りが桜を惜しみます。この年寄りは桜に見送られました。戦争を語ってくれた年寄りがまた一人旅立ちました。あちらではたくさんのなじみのある仏様方がお迎えくださることでしょう。合掌。
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