高齢者と薬

 母の日周辺で親戚の年寄と合う機会が増え、いろいろと話を聞いていました。
 毎回変わらず病気自慢で、聞いていて嫌な気分になるものです。どなたも自分が可愛いので「かわいそうね」と言ってほしいようです。ローズマリーは親戚に対しては自業自得と思っているので絶対に言いません。

 病気自慢しながら、どれだけ自分が多くの薬を飲んでいて大変かという話に移って行ったのでふと思いついてどんな薬を飲んでいるのと聞いてみました。
するとどのとしよりも首を傾げたり、困った顔です。
「何の病気なの?」と聞いてもよくわかっていない様子です。
一人が薬局でもらう薬の説明書を出してきたので、病名や効能を確認していきましたが、まったくわかっておりません。わかっていると豪語する年よりも、正しく理解している人は一人もいませんでした。
 
 きっとかかっている医者たちは相手の理解度を考えた説明をしていないのでしょう。中には、薬局で渡される説明書頼りで全く説明しない医者もいるのでしょう。
 
 今回の年寄りたちは自分たちで薬の管理をして、医者にもバスを使ったり自家用車などで一人で行き、見た目には自立した生活をしている年寄りばかりです。『認知症で理解力が落ちている』と判断される状態ではありません。年齢相応の物忘れはあったとしてもきちんと生活できる人たちです。
 それでも薬に対する理解がいい加減なのです。
 これから始まる老人健診でも、本人にどんな薬を飲んでいるか尋ねる項目が必ずありますが、あれは本当に薬を飲んでいるか聞く項目なのか、それとも理解力あるかどうか聞くための項目なんだろうかと思うくらいです。

 薬出さないと医師は儲けにならないとよく言われていますが、儲けの対象ならもっときちんと相手が理解するまで説明してほしいものだなと思って年寄りを見ております。
 一つ一つの薬の説明って、ほとんど医師はしたがりませんから、年寄りのように「先生さま、さま」となっていると疑問に思ってもますます聞けないんでしょうね。
 本人が理解し納得した治療なんて、この国ではまず得られないものなのかもしれませんね。

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[ 2015/05/13 06:00 ] 心と体 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

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Author:FC2USER75rosemary
島根県松江市で薪ストーブで心と体を温めて、手作り普段着着物で糖質制限・湿潤治療をする、普段はパートのおばさん、時々予備自衛官ローズマリーの日記。
2014年陸上自衛隊予備自衛官補技能の試験に合格、2015年採用、予備自衛官補技能教育訓練修了後、予備自衛官に任命されました。

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