呉江田島部隊研修に行きました201603その7服装雑感

 呉江田島の部隊研修、感激のうちに終了しました。
 ローズマリーは結構準備に気を遣う方なので出かけるまでがいつもドキドキです。荷物は少ないほうがいい、それから身軽なほうがよい、動きやすく気候に適応できるようにといろいろ考えます。
 今回は一日目、海上自衛隊の部隊研修で自衛艦内を見学するので、はしご状の階段を登れる服装と、二日目の卒業式という式典参加のための服装が必要であることを注意として最初に聞いておりました。

 式典参加は日本人が日本国の防人の、それも幹部となる方々の卒業式典に挑むのですから、民族衣装を絶対に着ると決めておりました。
 紋付色無地であれば式典に失礼はないと思いました。帯つきが正当ですが、当日の天候が三月初旬で危うい(天気予報は二日続けて雨だった)こと、野外で見送りすることを考えると帯つきなら羽織が必要だなあと思いました。足元は草履です。
 ただ、団体行動で自衛隊の方は制服でしゃきしゃきと動かれますから、それについて行くことを考えなければいけません。しっかり歩けることが重要だと考え、帯つきはやめ袴をはくことにしました。万が一ローズマリーが列に後れを取り、間に合わせるためにバタバタと走っても袴をはいていれば裾が乱れて見苦しいということはありません。また足を崩す場面があっても袴で隠しながら崩すことができます。
 草履は脱げてしまわないかと聞かれることがありますが、草履の鼻緒を指二本でしっかりはさむのではまっているだけのパンプスよりも脱げにくいように思います。パンプスよりも足指が自由なので曲げ伸ばしもできるし、底は平らなので周囲が見るほどの不安定さはありません。
 結局はそういう考えで服装を選んだことが功を奏しました。
 式典中狭い観覧席で足をきちんと揃えておくのは大変でしたので、袴の中で動かしたりできるのはとてもよかったです。道中のバスの中でも足を組んだりもできるし、着物自体は短く着ているので足元も軽やか(?)でさっさと歩けました。また今手持ちの袴はポリエステルなので、雨が降っても傘をさして上半身だけ気をつければ濡れても大丈夫です。一応汚れ除け・雨除け、防寒のため薄い毛糸のマントは持ちました。
 基本的に、旅行の時ローズマリーは袴を履くほうがいろいろと便利だといつも思います。袴の時の帯は、普通はしめますが、車などの乗り物が多く背中が気になる方には立体的でない帯結びや、帯なしで伊達締めだけという方法もあります。

 一日目は自衛艦の中を歩くこと、雨の天気予報が出ていたので、ユニクロのヒートテックのストレッチレギンスをはき、ストレッチの白シャツ、薄い毛糸セーター、黒のジャケットにしました。そしてレースアップブーツ(見た目は自衛隊の半長靴……「はんちょうか」と読みますが、これが一発変換で出るローズマリーのPCって一体何)です。これも暑くなればセーターかジャケットを脱げばよいと思っていました。

 下着は二日間同じセット、ヒートテックの半袖とキャミソールです。一日目はウォームショーツも重ねました。

 本当は一日目も普段着着物で出かけようと思いましたが、いくら大丈夫とローズマリーが言っても水戸黄門みたいな姿のおばさんを見学させてくれなかったら悲しい上に地本に迷惑をかけるのでユニクロシリーズにしました。また一緒に行かれる広報の自衛官の方たちは制服なのでジャケットを持って行く方が引率されるにしても見た目がいいかもと思いました。結局はそれが周囲の目も引かず、雨にも怯えず楽に過ごせ無事見学を済ませることができてよかったです。
 自衛艦は、豪華客船ではありませんから、場に即した服装は重要だと思います。
 しかし和装であっても、野袴や脚絆、モンペなどそれ相応の拵えをした服装なら大丈夫と言って実験するのもいいかもしれません。足元はかかとの低いブーツか、スニーカーが便利です。足をくるむ形になっていた方が思わぬところでぶつけたりしたときも怪我が小さくて済むと思います。草履や下駄はその点不利ですね。地下足袋の先芯入りならいいかも。まあそこまでして和装にこだわる方も普通はないとは思います。

 ローズマリーは着物を着るほうがいろいろと楽に過ごせます。まずは天候合わせるのが簡単、中に着るものを変えれば済むだけだからです。洋服だとサイズが決まっているのでそんなに中に着ることはできないのでアウターで調節です。すると持ち物が大きくなるのです。見た目の色や形が変わるので合わせるものが小物(靴やバッグの色形なども)もすべて変わってしまいますからね。
 その点では着物が天候が四季移り変わる日本に適した民族衣装であるという意味がよくわかります。便利ですよ。

 ちなみに卒業式で着物着用は、ローズマリーの他にはお三人発見しました。帯つきの訪問着の方一名、羽織着用の方二名でした。どなたも女性でした。
 ほとんどがフォーマルスーツでパンプス着用で大きな荷物をお持ちなのは大変だなあと拝見しました。前日の雨で、校庭の土は濡れていて踏むと沈む場所もありなかなか大変ではなかったかと想像しました。
 草履も低いものだと濡れますから外歩きには長靴用意し建物内部に入るときに草履に履きかえることもローズマリーは外出先でよくやります。洋装でもそうすればよいのですが、和装小物はほとんど平らになりますが、洋装のものは立体的で持ち運びはかさばるのが難点です。
 しかしみな日頃から慣れているのが一番楽と感じますから、洋装に慣れておられる方はそれが楽なのだと思います。ただ民族衣装を着ることができない、着るのが苦痛と感じる方が多いことは大変残念です。

 周囲の方の御感想ですか?
 お世辞であろうとは思いますが、地本の方には大変褒めていただきました。
「赤レンガの校舎に映える」
「せっかくだから日本の衣装を新しい若い幹部に見せてやってほしいから前列に並んで」
などといっていただき、大変恐縮いたしました。
 もちろん心の中では、防人として民族衣装を含めての伝統ある日本を守ってほしいという気持ちはあるのですが、見学者がでしゃばってはいけません。できるだけご家族の後ろの方で拝見するように心がけておりました。

 呉江田島部隊研修はこういう感じで終了いたしました。
 島根県には陸上自衛隊の駐屯地しかありません。航空自衛隊は鳥取県の美保基地まで松江市からほぼ一時間ですが、海上自衛隊は呉が一番近いと思います。島根県沿岸の担当は舞鶴ですが、ちょっと遠くおいそれとはいけません。
 このような機会を与えてくださって本当にうれしく思いました。いろいろな方に興味を持って自衛隊を見ていただけるよう、ローズマリーもモニターとして精進したいと思います。
 自衛隊について聞きたいとか、見に行きたいとかありましたら、最寄りの募集案内所の連絡先が島根地方協力本部のサイトにあります。また、行きたい基地、駐屯地でもそれぞれに見学について広報が用意しておられますので、連絡をしてみてください。 
 
 ローズマリーから話を聞きたいということであれば、どうぞご連絡ください。都合がつけばご一緒に行事に参加することもできます。国民の知る権利として、自衛隊を知っておくことはとても重要だと思います。
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プロフィール

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Author:FC2USER75rosemary
島根県松江市で薪ストーブで心と体を温めて、手作り普段着着物で糖質制限・湿潤治療をする、普段はパートのおばさん、時々予備自衛官ローズマリーの日記。
2014年陸上自衛隊予備自衛官補技能の試験に合格、2015年採用、予備自衛官補技能教育訓練修了後、予備自衛官に任命されました。

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